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完全自己処理型水洗トイレ(バイオトイレ)とは

完全自己処理型水洗トイレTOWAILET(トワイレ)

目次[非表示]

  1. 1.微生物のおかげで臭いがない!?バイオトイレとは
  2. 2.バイオトイレ運用のイメージをつける
  3. 3.2020年東京オリンピックでも大活躍の予感
  4. 4.まとめ

こんにちは、ニシムの「むぅこ」です。

近年、健康志向が急速に高まっていることもあり、自然遺産を観光したり、登山をしたりといった方が増えてきているように思います。
そんな場所にかかせないのが、トイレの存在です。


普段は特に気にしないような存在でも、水道や電気が通っていないところでは大問題になってしまうことがあります。
また、トイレは災害時の避難所にも必須のものといえるでしょう。


今回は、そんな必須物『トイレ』のお話です。


 


微生物のおかげで臭いがない!?バイオトイレとは


観光地やイベント会場に設置されている仮設トイレは、“きたない”“くさい”と言われることや、汚泥処理が長年の課題でした。
その課題を、「微生物」を利用した汚泥処理技術によって解決したトイレが、バイオトイレです。

トワイレイメージキャラクター

バイオトイレの処理方式はいくつかあります。


1つ目は「木質チップ処理」です。
し尿を杉チップやオガクズなどとかき混ぜて、チップの中の隙間に蓄積させると、酸素が十分にある好気的条件下にて、微生物により水と二酸化炭素に分解されます。
なぜ杉チップやオガクズを利用するのかというと、中に空洞が多く、酸素を溜めやすい隙間が多いからです。
「木質チップ処理」の特徴は、水を使う必要がなく、汚泥が発生する量の抑制ができることです。

2つ目は「水循環処理」です。
微生物にて汚水の処理を行い、その処理水を便器の洗浄水として再利用する方式です。汚水はいくつかの槽を経て洗浄水となります。
循環水に酵素剤を入れたり、オゾン処理、フィルター処理を行ったりなど、水質を向上させる技術があります。
「水循環処理」の特徴は、水洗トイレとして利用できるため、非常に快適に使えるということです。


3つ目は「土壌利用処理」です。
その名の通り、土を用いて汚水を浄化する方式です。
汚水を、酸素が全くない嫌気的条件か、酸素が十分にある好気的条件か、どちらかの状態の微生物によって前処理をした後に、土の中に浸透させて処理していきます。
「土壌利用処理」の特徴は、汚泥の発生量が少なく、処理水は良好な水質を保つことができるということです。

また、機能を維持するための電源に自然エネルギー(太陽光発電、風力発電+蓄電池)を利用したトイレや、微生物が働きやすい環境を保つために、温度管理を行っているトイレもあります。


バイオトイレ運用のイメージをつける

  

それでは、実際にトイレを運用するとなると、どのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。


処理できる回数は1日に数十人~数百人ほどですが、想定される利用人数によって、複数機設置すると良いでしょう。
設置に関してはトラックで輸送できるトイレも多く、上下水道や電気を引かなくて良いものもある為、比較的容易です。


また、災害時などにトイレを利用する際「トイレットペーパーが利用できるのか」も気になる点です。バイオトイレは水溶性のトイレットペーパーも、微生物が分解してくれるので使用することができます。
ただ、色が付いていたり、カテキン等除菌物質が含まれていたりするものは避けた方が良いでしょう。ティッシュペーパーも極力避けた方が、スムーズな循環が期待できます。


バイオトイレを購入する際の値段は、1基100万円から1,000万円ほどで大きく差があります。
臭いが無く快適に利用できるのであれば一番安いものがいい!…と思われがちですが、設置さえすれば完了、というわけにはいきません。
汚泥処理の性質上、メンテナンスが必要になってきます。
メンテナンスの際行うことは、通常の清掃・消耗品の補充・汚泥の汲み取りやシステムを正常に作動させる点検整備などで、トイレ自体の費用よりもメンテナンス費用の方がはるかに高額となる物もあります。
この高額メンテナンスが負担になっているという声も多く、運用できなくなったトイレもあるとのことです。


現在では簡易メンテナンス(1年に1度、数十万円ほど)だけでも良いバイオトイレも増えてきています。

バイオトイレを購入したままメンテナンスをせず放置してしまうと、使用者など、周りの方々に大きな迷惑を掛けてしまうことになります。


価格重視でも、トイレ自体の金額だけで決めてしまうのではなく、ランニングコストも視野に入れて検討するようにしましょう。


2020年東京オリンピックでも大活躍の予感


開催まであと3年を切って、だんだんと世の気運も高まってきている東京オリンピック。
大勢の人が集まること、競技会場が様々に新設されることから、ここでも仮設トイレが必須のものとなってきます。


東京オリンピックの際の必要仮設トイレ数は数千台になるのではないかと云われており、日本の最先端の技術を伝える1つの手段としても、バイオトイレに注目が集まっています。

まとめ


バイオトイレには、今後大きなニーズが予想されます。
その中でも最先端の技術を使った完全自己処理型の水洗トイレは、仮設トイレというよりかは常設トイレに近い快適性を実現しています。その上、上下水道・電源設備がいらず、汚泥の汲取りもいりません。
1年に1度のシステムメンテナンスを行うだけで快適な水洗トイレを保つことが出来ます。


もっと詳しい情報を知りたい方は、ニシム電子工業まで、ぜひお気軽にご相談ください。

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最後までお読みくださり、どうも有難うございました。

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