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北海道の国立公園でトワイレの実証試験を行いました


目次[非表示]

  1. 1.支笏湖モラップキャンプ場での実証試験
  2. 2.自己処理型水洗トイレ「TOWAILET(トワイレ)」


こんにちは~!ニシムの「むぅこ」です。
北海道の国立公園にて、自己処理型水洗トイレ「TOWAILET(トワイレ)」の実証試験が行われました。
今回はその内容を覗いてみましょう!


支笏湖モラップキャンプ場での実証試験

北海道の国立公園でトワイレの実証試験を行いました

トワイレの実証試験は、2022年9月20日~ 10月30日の約1ヶ月、北海道の支笏湖モラップキャンプ場にて行われました。(キャンプ場が平日クローズの期間は土日のみの運用でした。)

キャンプ場は外で過ごしやすい気温も相まって、たくさんのキャンパーの方で賑わっておりましたよ。さっそくむぅこも遊びに行きました…じゃなくて、トワイレを確認しに行きました!

北海道の国立公園でトワイレの実証試験を行いました

北海道の国立公園でトワイレの実証試験を行いました

今回の実証試験で設置したトワイレは、公共建築物への木材利用促進(※改正木促法)が求められていることから木造躯体(試作筐体)を使用しています。
改正木促法は、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味するカーボンニュートラル(脱炭素社会)の実現を意識しており、トワイレも貢献に努力しています。
※脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律(通称:都市(まち)の木造化推進法)

パッと見ただけでは分からないのですが、木材で出来ているんですね…!

北海道の国立公園でトワイレの実証試験を行いました

日中、時間帯によっては木陰になる場所に設置したため、太陽光パネルでの蓄電池発電機両方で運用しました。
また、今回のトワイレは新型の処理ユニットを搭載し、処理水がより綺麗になるよう工夫されています。(検証段階です。)

期間中の利用回数は819回で、多くのトワイレ利用者がいたことが伺える結果となりました。

利用者の皆さまからは「トイレ特有の臭いがしない」とお声をいただくことができ、安心してご利用いただけた印象です。
トワイレ初の木造躯体だったということで、「新築の匂いがする!」というご意見も…!新築の香りがするトイレも斬新で良いですね。

北海道の国立公園でトワイレの実証試験を行いました

また、期間中は北海道内の自治体さまや企業の方々(およそ20組)にも見学いただきましたよ。
実際に稼働しているトワイレをご覧いただく、良い機会であったと感じます。処理ユニットの構造などの説明に、真剣に耳を傾けてくださいました。

北海道の国立公園でトワイレの実証試験を行いました


自己処理型水洗トイレ「TOWAILET(トワイレ)」


トワイレは、浄化処理技術と再生可能エネルギー蓄電システムを搭載し、ライフラインが寸断された場所でも置くだけで使える自己処理型水洗トイレです。

トワイレの特長は5つあります。

①汲み取り頻度が大幅に減少 → 維持費を節約°˖✧

②微生物の浄化作用+フィルター処理できれいな水 → 洗浄水は無臭°˖✧

③太陽光発電+蓄電池による独立運転が可能 → 環境にやさしい°˖✧

④移動してつかえる水洗トイレ → 災害支援に貢献°˖✧

⑤稼働状況を遠隔監視できるIoT機能を標準装備 → 管理者も安心°˖✧

普段は公園やグラウンドなどに設置し、災害時には避難所や病院などへ移動ができることから、トイレ衛生環境の改善・健康2次被害の防止など「災害発生後の課題解決」に貢献します。
備蓄しておくのではなく、普段(例:キャンプ場や観光施設)から使えることが強みです。


これからも自己処理型水洗トイレ「TOWAILET(トワイレ)」をどうぞ宜しくお願い致します!皆さまにより快適に使用していただけるトイレを目指して頑張っていきます。

北海道の国立公園でトワイレの実証試験を行いました

むぅこ

むぅこ

ニシムの新人女の子。理系に疎い文系。

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