豊岡市は兵庫県北部に位置する、人口約82,000人の町。現在、「豊岡市スマート農業プロジェクト」の実証事業として、MIHARASが豊岡市の農家の間で活用されています。
「地域の農家さんたちに悩みをヒアリングして、少しでも作業負担を減らすために豊岡市が辿り着いたのが、MIHARASの活用でした」笑顔で語ってくれたのは、農林水産課の山本さん(写真右)。
豊岡市は「幸せを運ぶ鳥」コウノトリの生息地。無農薬・減農薬を主とした美味しいお米と多様な生き物を育み、コウノトリも住める豊かな文化、地域、環境作りを目指すための農法「コウノトリ育む農法」に取り組んでいます。
効率的な農作業管理に役立つMIHARAS
14ha(作業受託含)の圃場で、主にお米の栽培しています。農業を始めて10年経ちますが、特にコウノトリ育む農法は「水管理」が大変だと感じます。
自然の高低差を利用して圃場に水が入るようになっているので、水管理をしに圃場に行っても水位が予定通りでなく、作業が出来ずに別の圃場へ行って…と無駄な時間が発生していました。
MIHARASを使用してからは、夜寝る前に布団の中でも圃場のデータが確認できるので、次の日の作業の段取りまででき、効率的になりました。非常にスムーズに農作業ができるようになってからは、「より良い品質のお米を作りたい」という意欲が高まっています。
見回りロスを軽減するMIHARAS
農業に従事して26年目。お米は7種類の品種を取り扱っています。
家から近い圃場と遠い圃場があり、毎日遠い圃場の水の状態を見て回るのに1時間かかっていました。見に行くだけで時間とガソリン代がかかってしまって大変だったんです。
MIHARASを設置してからは近くの圃場の水管理をしながら、遠くの圃場のデータも確認できます。届いてすぐに使えたところも非常に便利だと思いました。
雑草と戦う水管理を支えるMIHARAS
30haのうち約8haの圃場で、コウノトリ育む農法に取り組んでいます。メインはお米、農閑期にはハウスの中で花、ピーマン、玉ねぎなどを栽培し、主にJA等に販売しています。
無農薬・減農薬栽培で大変な作業が「水管理」と「除草作業」。圃場面積が広いため、朝に水の状態を見る作業に2時間かかっていました。
携帯に環境情報がくるのはやはり助かります。「水管理」をMIHARASが手伝ってくれることで、作業効率がグンと上がりました。
スマート農業を支えるMIHARAS
農業を始めて15年。主にコシヒカリを、15haの圃場で作っています。
MIHARASを導入する前は、全ての圃場の水の状態を確認するには時間がかかりすぎるのがネックでした。
それが、MIHARASのおかげで確認しに行くことがなくなり、その分他の作業に時間を回せるので、非常にスマートに作業ができて有難いと感じています。
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