標高3,000m、高地に位置する
ブータン王国で有機農業実証試験を実施

　JICAの草の根技術協力事業「地域循環型有機農業による地域創生事業」では、NPO法人民間稲作研究所様が、2016年から3ヵ年計画で、有機農業による栽培実証試験が実施されています。

　水田（米：ササニシキ）を対象とした有機農業による栽培実証試験にて、民間稲作研究所様からのご要望により、MIHARASの提供を行っています。

実証試験では、水位をモニタリングし、雑草（ヒエ）の発生を抑えることに役立っており、また、標高約3,000mと高地に位置する箇所では、水田の水温低下により冷害が発生することがわかってきました。
この解決に向け、水温をモニタリングすることで、冷害の予防にも期待されています。

MIHARASの導入により、クラウドを経由し、水田環境データをブータンと日本で共有できるようになりました。共有により、日本でも水田環境の状況把握ができ、遠隔での栽培指導にも期待されています。

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