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直流と交流って何が違うの?直流電源装置とは

こんにちは、ニシム電子工業です。

今回のコラムでは、大型施設のバックアップ電源として活躍する、直流電源装置についてお話しします。

「直流電源装置とは、直流の電源装置である」…と、名前そのものの装置だということは想像に難くありません。では、直流とは一体何なのか?直流と交流は何が違うのか?ということを念頭に、分かりやすくご説明出来たら、と思います。

 

直流で皆さんの一番身近にあるものといえば乾電池があります。スマホやパソコンのバッテリも直流です。

対して、普段皆さんが使っているコンセントは、交流電源です。これは、発電所から家庭まで電気を送る送電方式が、交流であるからです(コストを最小限に留めるためです)。

では何故電気を直流で流す場合と交流で流す場合があるのでしょうか。

直流だと電気の大きさを保ちやすく(蓄電)、電気を無駄なく使うことが出来るため、採用されています。直流と交流の方式は、それぞれのメリットを活かしながら私たちの生活に役立っています。


 

 

直流とは、電気が一定の方向に流れること

交流の電気の流れは正弦波で表され、図のように正(プラス)と負(マイナス)が一定の周期で変化するので、電気の方向も別々になります。

交流の流れを、整流ダイオード(整流器)によって正(プラス)の一定の方向のみにしたものを直流とよびます。直流とは、電気が一定の方向に流れることを指すのです。

直流電源装置とは

直流と交流の違いがわかると、「直流電源装置とは、直流の電源装置である」という説明でもある程度理解ができると思います。直流で電気を供給する装置ということです。

 

勿論、交流の電源装置もあります。UPS(無停電電源装置)と呼ばれる装置は交流の電源装置で、主にコンピュータなどの情報機器を守る役割として設置されています。

では直流電源装置は、どのような用途で使われることが多いのかというと、通信用設備や防災無線などの防災システム、非常用照明などに使用されています。直流電源装置でも交流電源装置(UPS)でも、絶対に電気を途切れさせてはならないものに使われている点では同じです。ただし、蓄電池は直流なので交流電源を供給するためにはインバータという変換装置が必要となります。

対して直流だと蓄電池からの電気をそのまま使えるので、信頼性が高く、非常用照明の設置など、法律で取り決められているもののバックアップ電源としては、直流が向いているといえます。

まとめ

「直流電源装置とは、直流の電源装置」であり、電気が一定の方向に流れる直流方式で電気を供給する装置ということが分かりました。

また直流電源装置は、通信用設備や防災無線などの防災システム、非常用照明など、絶対に電気を途切れさせてはならないものに使われています。

そんな重要な役割を担っている直流電源装置ですが、非常用照明などに使える「消防法適合品」と、そうでないものがあります。次回のコラムでは、何故消防法に適合させなければならない直流電源装置があるのか、ということをお伝えします。

 

最後までお読みくださり、どうも有難うございました。

 


製品のご紹介

医用無停電電源装置(UPS)REMiOシリーズ

医用UPSは、国産のUPSで初めて、医療機器向けUL安全規格(UL60601-1)を取得した「医療機器専用の無停電電源装置」です。
人命に直接かかわる医療機器や様々な医療現場でも安心してご利用頂けます。


トライポートUPS

トライポートUPSは、トライポート給電方式により高信頼性と高効率を両立した無停電電源装置です。
長寿命・耐久性バツグンで、高い信頼性を要する情報・通信システムでもご利用頂けます。


BMCPU

「BMCPU」は、リチウムイオン電池の監視制御を行う「BMU」と充電器やインバータを制御する「CPU」を統合した新しい電池監視制御ユニットです。


サイリスタ方式直流電源装置

サイリスタ方式 直流電源装置は、蓄電池設備(充電器)として型式認定を取得しています。
従来のサイリスタ方式整流器と比較し、本体内部に耐熱電線を使用するなどし、消防法に適合した製品です。


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