ニシム電子工業の製品・サービス

UPS(無停電電源装置)とは

こんにちは、ニシム電子工業です。

皆さまは「UPS」ときいて、何のことだかすぐに分かるでしょうか? 
一体何のことだか分からずに検索をかけ、ここに辿り着かれた方もいらっしゃるでしょう。 
 
何かの略語であろう「UPS」。実は、現在意識の高まっている『災害対策』『防災』などにとって、非常に重要なアイテムになるのです。 
 
昭和57年から、30年以上「UPS」を製造しているプロである当社が、皆さまの安全対策のお手伝いを出来れば、という思いで今回コラムを執筆することに致しました。

 

UPS(無停電電源装置)とは

UPSの例

UPSとは、Uninterruptible Power Supplyの略であり、『電源』装置の一種です。 
日本語では「無停電電源装置」と訳します。 
しかし、電源装置といってもピンと来ない方もいらっしゃると思います。 
 
「電源」とは、その名の通り「電力を得る源」のことです。 
一般的な家庭などでは、コンセントのことを電源と称したりしますが、根源的にいえば、電源とは発電所などの電気をつくる源のことをさします。 
 
では、「電源装置」とは何なのでしょうか。

 

電源装置とは(コンセント) 

基本的には電力会社からくる電力を供給源としてデスクトップ型パソコンなどは動いています。

「電源装置」はこの電力の供給源そのものの役割を果たす装置です。

 

電源装置とは(UPS) 

UPSはその「電源装置」の役割を果たします。従って、UPSとは電力の供給源であるといえます。 
実際には、停電や電圧の変動などの電源トラブルが発生した場合に、一定時間安定した電気を供給する装置です。 
 
UPSは、具体的にはどのような場所で、どのように使われているのでしょうか。 

例えば一般的なデスクトップ型パソコンは、停電など電気が止まってしまえば電源が落ちてしまいます。 
しかしUPSにつなげておくと、無瞬断(一瞬も電力を途切れさせない)で電力を供給できるため、電源が落ちることはなく、大切なデータが消えてしまうことはありません。

 

データセンターイメージ 

 

実際には、金融機関のオンラインシステムや、インターネットデータセンターのような大規模な設備から、パソコンなどのコンピュータ機器・ネットワーク機器まで、さまざまな規模における重要なシステムを電源トラブルから守っています。 
 
そのため、いつ起こるかわからない災害の対策として、非常に重要であると注目されています。 
 
そんな「UPS」、一体どのような仕組みで働いているのでしょうか。

 

UPSはどのようにして動いているのか

 

一般的に、電気を変換するための部分(整流器やインバータなどの電力変換部)と電気を貯めるための部分(バッテリなどの蓄電部)の組み合わせで構成されています。

UPSの簡単な構成 

電気を変換する…と、また専門的なお話がでてきましたが、要は通常の商用電源(コンセントのことです)と同じ規格の電気をUPSからも出せるようにするために必要な作業なのです。 
 
電気を貯めることは、言わずもがな大切な作業です。停電が起きて、UPSから電源を確保しようとしても、UPSの中に電気が貯まっていなかったらどうしようもありません。 
 
ただし…。 
世の中には、停電などの電源対策として、「発電機」と呼ばれるものがあります。 
機械が起こす運動エネルギーを、電気エネルギーに換える装置です。 
一番身近なものだと、自動車のエンジンに装着されているものがあります。 
(自動車では発電機のことをオルタネーターとよびます) 
 
「発電機」は停電が起こると発電運動を開始して、電源の役割を果たします。 
 
現在では至る所にさまざまな発電機が取り付けられており、非常時に備えています。 
電源トラブルがあった時に、電源装置として電力を供給しているのです…。 
 
ん?発電機があるならUPSはいらないのでは?と思われた方、おっしゃる通りです。 
確かに、発電機とUPSは機能としては同じものです。 
 
しかし、さまざまな用途において、発電機を使用したり、UPSを使用したり、両方を利用したりするのです。 
どういうことなのか、詳しくは次回のコラムでお届けします。

 

まとめ

 
「UPS(無停電電源装置)」とは、停電など電源トラブルが起きて電気が止まってしまった際に代わりに電気を供給する装置です。 
 
電気が止まった際も無瞬断で電気を供給できることが特徴で、災害対策として非常に注目されています。 
 
ですが世の中には同じような機能を持つ「発電機」があるのも事実です。 
「UPS」と「発電機」との違いは何なのか。 
次回にお届けしたいと思います。 
 
最後まで読んでくださり、どうも有難うございました。

製品のご紹介

医用無停電電源装置(UPS)REMiOシリーズ

医用UPSは、国産のUPSで初めて、医療機器向けUL安全規格(UL60601-1)を取得した「医療機器専用の無停電電源装置」です。
人命に直接かかわる医療機器や様々な医療現場でも安心してご利用頂けます。


トライポートUPS

トライポートUPSは、トライポート給電方式により高信頼性と高効率を両立した無停電電源装置です。
長寿命・耐久性バツグンで、高い信頼性を要する情報・通信システムでもご利用頂けます。


BMCPU

「BMCPU」は、リチウムイオン電池の監視制御を行う「BMU」と充電器やインバータを制御する「CPU」を統合した新しい電池監視制御ユニットです。


サイリスタ方式直流電源装置

サイリスタ方式 直流電源装置は、蓄電池設備(充電器)として型式認定を取得しています。
従来のサイリスタ方式整流器と比較し、本体内部に耐熱電線を使用するなどし、消防法に適合した製品です。


アーカイブ

この内容で送信します。よろしいですか?