こんにちは、ニシムの「むぅこ」です！ 

先日、2018年12月6日［木］～8日［土］に、東京ビッグサイトにて「エコプロ2018」が開催されました。

来場者は合計でなんと16万人以上！大変活気にあふれる展示会となりました。

会場では、自己処理型水洗トイレ「TOWAILET（トワイレ）」を展示しているとのことで行ってみると…。

凄い人！！

今回の「エコプロ2018」は持続可能な開発目標SDGsを中心として、「SDGs時代の環境と社会、そして未来へ」をテーマにしています。

開催趣旨に合わせて、会場内はビジネスマッチング・情報収集・環境学習の場としてご来場いただいた方々で、溢れかえっていました。

ニシムのブースでは、最新のトワイレと山岳用トワイレ（多目的トイレ）を実機展示し、沢山のお客さまにご覧いただきました。

写真手前が最新のトワイレ。

男性用と女性用で部屋が2つに分かれており、4tユニック車で移動することができます。

▼関連サイトはこちら：ニシムの自己処理型水洗トイレサイト
「自己処理型水洗トイレ TOWAILET」サイト

奥にあるのが山岳用トワイレとのことですが……

見た目は、普通？

個室の中に、洋式のトイレがあります。手洗い用の水もついており、快適…ですが、通常のトワイレと一体何が違うのでしょうか！？

横に回ってみます。

あれっ部屋が2つある！どういうこと？

山岳用トワイレは、トイレユニットと処理ユニットが2室に分かれたタイプです。
トイレユニットには洋式トイレと手洗いの水があり、利用者が出入りすることができます。
処理ユニットには処理槽や蓄電池などが設置されており、通常のトワイレと同じように汚泥を水に分解処理し、循環して、水を再利用することができます。

山岳に設置する際、4tユニック車での移動が難しい場合があるかと思います。
ユニットが2つに分かれることによって、4tユニック車での運搬が困難な場所にも対応できるよう、開発を進めています。

なお、現段階では「山岳用トワイレ」と銘打っていますが、多目的トイレとしての用途も視野に入れているそう。
山岳では、フィッティング（着替え）ルームの代わりとして、または避難場所として利用することができます。

その他にも、スロープ・手すり等を追加し、バリアフリー（ユニバーサル）対応も可能なトイレとして活用したい考えです。

また、自然環境に調和するような色でのカスタマイズも対応可能なんですって！周りの景観を損ないたくない観光地などには嬉しいですね。

今回の展示会、ニシムのブースでは「プレゼンコーナー」を設置し、トワイレの処理の内容解説などを行いました。

トワイレ開発者からも専門的な内容の詳しい解説があり、トイレの循環方式に興味を持ってくださった方々に、想いを伝えることができました。

やっぱりトイレの処理方法は、専門的で難しい…。

真剣な顔をして聞いてくださる方々に交じって見ていると、次のプレゼンでは和やかな笑いが！

聞いてくれているのは、環境学習に来た子供たち！

プレゼンの内容は…むぅこ！？

今回の「エコプロ2018」には、沢山の子供たちが学習に訪れてくれました。

そんな子供たちにもトワイレを分かりやすく伝えられるよう、漫画を使いながらトワイレの内容を紹介。

トワイレのイメージキャラクターである巡（めぐる）くんと環（たまき）ちゃんも登場し、開発のきっかけや秘話などを伝えることができました。

因みに、環（たまき）ちゃんは汚泥を分解してくれる微生物をモチーフにしていますが、子供たちからは「ウイルスだ！」との声が…。（確かに、菌ということには間違いないです！）

▼関連資料はこちら：ニシムの自己処理型水洗トイレカタログ
「自己処理型水洗トイレ TOWAILET」カタログダウンロード

「TOWAILET（トワイレ）」は汚泥を浄化処理し、その水を循環させる独立型のトイレです。

『平時でも非常時でも快適なトイレを使ってもらいたい』という想いから、普段は公園などで使用し、いざ災害などが起こったら避難場所まで運んで使用できるつくりになっています。
また、もしもの時には「緊急呼出しボタン」がついており、トイレの管理者に画面を通じて伝わります。

展示会場では様々な方とお話しすることができ、興味を持っていただけて、本当に良い機会となりました。

これを機により一層トワイレの大切さが広まっていくきっかけになれば嬉しく思います。

これからも、「TOWAILET（トワイレ）」をはじめ、ニシムの製品・サービスをどうぞ宜しくお願い致します。

▼関連サイトはこちら：ニシムの自己処理型水洗トイレサイト
「自己処理型水洗トイレ TOWAILET」サイト