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ミハラスはインドUP州にて実証試験を行っています


目次[非表示]

  1. 1.インド UP州での実証試験
    1. 1.1.UP州展示会での活動
    2. 1.2.UP州指定場所の実証活動
    3. 1.3.ナマズ稚魚の育成活動


前回の記事はこちらから!


今回は、前回の記事に続いてウッタル・プラデーシュ州(以下、UP州)での実証試験について紹介していきます。

実際にどのようなことを行っているのか、インドの現地で活動を行っていた先輩より話を聞きながら、お伝えできればと思います。

インド UP州での実証試験

UP州は、インドの北部に位置する人口約2億人の州です。
インドの州の中ではもっとも人口が多く、世界各国の人口順位でみても、UP州だけで世界6位に入るそうです。

そもそも、どうしてミハラスがUP州で実証試験を行うことになったのですか?

「きっかけは日本大使館の方からの紹介で、UP州政府関係者よりミハラスで実証試験をしてほしいという依頼があったんです。」

ほ~ぅ。色々な繋がりがあるのですね。一体どのような活動を行っているのでしょう?

「はい。2019年度は、『UP州展示会出展』『州指定場所の実証』『ナマズ稚魚の育成』(調査段階)を行いましたよ。」

それぞれの活動を詳しく教えてください!(ナマズ・・・?)

UP州展示会での活動

2019年の9月にUP州での展示会にミハラスを出展したとのことですが、そもそもどういう経緯で出展をしたのですか?

「はい。最初は、地元の協力者とともにUP州政府にミハラスの提案を行いました。
すると幸いにも政府の方々の目に留まり、『来週の展示会に出展してほしい!』との流れでバタバタと出展をすることになったんです。」

次週の展示会に突然出展とは、日本ではまた無茶な感じも致しますね・・・!?

「そう!インドはスピード感が違います。
展示会会場もね、前日の夕方はまだ設営も出来ていなかったのです。

でも次の日にはきちんと設営されているので、このスピード感に圧倒されました。」

おおーっ!凄すぎます!ところで、この展示会自体の趣旨は何だったのでしょう?

「展示会は、農業・畜産・水産等に関した内容でUP州が主催したものです。
ミハラスのPRとして出展しましたが、なんとインドのモディ首相・ヨギ州首相がブースに訪れてくださり、ミハラスの事業を知っていただくきっかけとなりました。有難いことです!」

ええーっ!?それは恐れ多いですが、確かに有難いですね・・・。

モディ首相は日印の連携協定の元、多数の日本企業とその技術がUP州に進出していることに驚かれ、歓迎の言葉を話されたとのことです。
「この展示会のおかげで、後日、州政府よりミハラス実証の実施が求められました。」

UP州指定場所の実証活動

「ミハラス実証の実施が求められた結果、2020年1月に畑用センサーを6本設置しに行きました。
実証対象作物は、マスタードです。」

「今回最も重要なデータは土壌の水分量とのことで、各畝で深さの尺度を変えて(15cmと30cm)設置しています。上の写真はミハラスが近距離で沢山設置されているけど、実験として土の環境などを変えているんだよ。」

ほ~ぅ。たしかにミハラスいっぱいささってる・・・。
マスタードが少々苦手なむぅこですが、このように栽培を見守ると、愛着がわいて食べられるかもしれません。
むぅこ
現地では1日の内、半日は停電している感覚だとのことです。
(半日停電となると、冷蔵庫の中身はどうなるんだろう・・・。)

ナマズ稚魚の育成活動


ところかわって、ここはナマズの稚魚養殖場。

・・・ナ、ナマズの養殖場!?ミハラスは農業のお手伝いをしにいったのではないのですか!?

「驚くのも無理ないよ。『ミハラスを使って養殖場の運用を最適化できないか?』とUP州からお声がけを頂いたのも、まさに急なことでした。」

(もしかして、ミハラスは魔法のセンサーだと思われている・・・!?)

因みに、ナマズはタンパク質・ビタミンが豊富であり、インドでは良く食べられている魚なのだそうです。
養殖場の1つの池で、約30万匹飼育されています。

ミハラスをどのように使用する予定なのですか?

「稚魚の養殖には、アンモニア濃度が重要な指標とのことで、アンモニアセンサーを探したのですが見つからず・・・。そのため(インドのスピード感にも感化されて)、自社で開発するしかないと思い、現在センサーの製品化を進めています。」

1から開発するのですね!
アンモニアセンサーは養殖場だけではなく、浄水場や下水処理場などでも使用を想定しているとのことです。

「現在養殖場は建設中なので、まだ調査の段階ですが、ミハラスがナマズ稚魚の育成にも役立つことが出来たら、嬉しく思います。」

2020年度は、UP州における日本企業技術実証のためのモデルファーム事業に、メンバーとして参加を予定しているとのことです。
UP州でもどんどんミハラスが広がっていけば良いなぁと思いますが、・・・新型コロナウイルス感染症の関係で、なかなか渡航しづらい現状が。焦らず、少しずつお手伝いできたらなと感じました。

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インドでは、ビジネスに関しての価値観の違いにも気付かされ、柔軟な発想が求められたと話す先輩は、「日本でミハラスを製造・販売しているだけでは得られなかったものを得られました。一番は・・・現地の方々との繋がりかなぁ」とにこやかに締めました。

確かに、世界がどんな状況下であろうとも、人と人との繋がりはかけがえのないものです。
ミハラスは『農業向けITセンサー』ではありますが、世界や世代、人を繋ぐ、そんな存在になると嬉しいなと心から思いました。

これからもミハラスは、インドでの実証事業を通して世界の「食」に関する問題に貢献できるよう、努力を続けていきます。

農業向けITセンサーミハラス

最後までお読みくださり、有難うございました!