熊本赤十字病院からの要請を受け、令和2年7月豪雨により被害を受けた熊本県球磨地方の「球磨村総合運動公園(さくらドーム)」にTOWAILET(トワイレ)を貸し出しました。
球磨村の災害対応の最前線基地であり、自衛隊が野営、国土交通省、消防、警察、通信、電力、医療チームに加え、球磨村の災害対策本部が設置された場所に、TOWAILETを設置し、災害支援にあたる多くの方々に利用していただいています。
2018年7月の西日本豪雨にて甚大な被害を受けた、岡山県倉敷市真備地区「まび記念病院」にTOWAILET(トワイレ)を貸し出しました。4tトラックにのせて運送したTOWAILETを駐車場に設置し、被災者やボランティアで集まった多くの方々に利用していただきました。
設置中のトイレ室内には、利用者が自由に記入できる「記帳ノート」を置いて、ご意見などを書いていただきました。
利用された方々からは、「仮設感が少なく、ホッとします」「清潔感があって助かりました、ありがたい」「従来の仮設トイレとは比べものにならない快適な空間を提供していただきました」などのお声をいただき、開発者の励みとなりました。
また、病院の関係者からも「汲み取りが不要なことは、管理する立場からすると大変有難いことです」という言葉をいただけました。
TOWAILETが単なるトイレとしてだけではなく、災害発生後の過酷な場面でも「ホッと安心できる空間」であるという想いを改めて感じることができました。
2017年9月~11月まで、九州北部豪雨により被害を受けた朝倉市杷木町の「災害ボランティアセンター」に、TOWAILET(トワイレ)の開発検証機を貸し出しました。
復旧作業の支援として、ボランティアで集まった多くの方に利用していただきました。