農業ITセンサーMIHARAS(ミハラス)
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MIHARAS導入事例

未来の農業を見据えてスマート農業を推進
持続可能な農業を目指しています

ミハラス導入事例(有限会社サンフィールズ様 鹿児島鹿屋市) 未来の農業を見据えてスマート農業を推進持続可能な農業を目指しています

有限会社サンフィールズ 様

有限会社サンフィールズは、鹿児島県鹿屋市に本社を置き、キャベツ、大根、胡瓜、オクラ等を中心に栽培、近年では、寒暖差のある地形を生かして高糖度なメロン「輝北の織姫」を栽培し、関西・関東を中心に出荷されています。
また、世界基準の農業認証であるGLOBALG.A.P.
(グローバルギャップ)認証を取得されるなど、農業技術の向上と高品質な農産物の生産に日々取り組まれています。

ミハラス導入事例 スマート農業で進化するメロン栽培

スマート農業で進化するメロン栽培

2019年頃よりメロン栽培を開始、事務所のある鹿屋市内より、標高が高く山の中にあるビニールハウスは、寒暖差があり、粘土質が強く肥料が抜けにくい、水持ちが良い土質など、好条件が揃っていることもあり、糖度が高いメロン栽培を実現しています。

鹿児島県ではスマート農業の推進に力を入れていることもあり、2024年3月よりMIHARAS LoRa版を導入し、畑用センサーで主に気温・湿度・土壌水分・EC(電気伝導度)の測定をしています。
2本のセンサーを並べて設置し、左右の畝(うね)でメロンに与える水を変えてデータを計測・比較する等、気象センシングを積極的に活用した農業を実践されています。

メロン栽培に重要な管理とは?

メロン栽培には、土壌水分や湿度、最低気温・最高気温が非常に大事になってきます。以前はアナログな方法で計測してきましたが、色々試して、MIHARASにたどり着きました。

「経験と勘」は、その時の気象状況の記録が残っていないとなかなか活かしづらく、“なぜ、今こうなったのか?” その原因究明が出来ないままになってしまいます。
過去の経験を明日・明後日の肥培(ひばい)管理に活かすために 過去のデータをきちんと残していくことは重要だと思います。

MIHARAS LoRa版を使用してメロン栽培に重要な管理とは?
遠隔監視とデータ分析の活用

遠隔監視とデータ分析の活用

事務所からメロン栽培しているビニールハウスまでは、車で約40分ほどかかります。早朝にビニールハウスに行くことは 毎日の日課ですが、昼間は事務所でリモート会議をしながら、ちょっと太陽が出てきたなという時も事務所でパチパチと PC操作して、現在と過去のデータを比較し、対応の有無を判断しています。対応が必要なときはビニールハウスの近くにいるスタッフに電話して指示を出すことも可能となりました。遠隔監視が出来る点も非常に役立ってます。

過去データを正確に残して今後の育成に役立てること、遠隔監視ができること。この2つの機能が両輪となり、スマート農業を活用したメロン栽培に取り組んでいます。

農家人口が減る今だからこそ

GPSや気象センシング技術を活用することで、作業効率と労働生産性が向上し、少ない人数で多くの面積の作物を育てられるようになってきています。
農家人口が減少している現状では、スマート農業は重要な手段の一つです。ただスマート農業はなんでも出来る“魔法の杖”ではない。
気候変動や異常気象によるリスクが増大する世の中で、スマート農業をうまく活用しつつ、これまでの農業技術や経験、労働力の問題等とうまくリンクさせる仕組みを構築していきたいと考えています。

農家人口が減少している今、スマート農業は重要な手段の一つ
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