| なぜ電気代は高いの? | 電気料金のしくみ| 電気代を下げるには?| | 瞬時デマンド制御装置とは? |
| 電力コスト削減例 | システム構成 | 導入事例 |
世界情勢をめぐる地政学的な緊張の高まり、新興国のエネルギー需要の高まり等、複合的な要因により、世界的に燃料価格が高騰しています。日本のエネルギー自給率は11.3%と低い水準です。海外から輸入される石油や天然ガス、石炭といった化石燃料への依存度は83.2%に上ります。(2021年度)
長引く円安により、発電に使用する燃料や資材の輸入価格が上昇したことも、電気料金やエネルギーコストに影響していると考えられます。
出典:経済産業省「日本のエネルギー 2022年度版」
URL:https://www.enecho.meti.go.jp/about/pamphlet/energy2022/001/
電気料金は、概ね基本料金と電力量料金の2つで構成されています。
※再エネ賦課金、燃料調整費部分は除く
※新電力を除く
つまり、最大デマンドを抑えることが基本料金の削減ポイント!
わずか30分の最大デマンド値により、以後1年間の基本料金が高くなります。
図のように夏の冷房利用で8月だけ最大デマンド値が高くなっている場合、契約電力は1年間の最大デマンド値から算出されるため、おのずと基本料金が高くなります。
≪ 季節によって電気代の差が大きなお客さまに最適な節約プラン例 ≫
例えば「春・秋」と比較して「夏・冬」の電気代が高い場合は、全電力に対して「空調(冷暖房)」を使用している割合が高い可能性があります。夏の電力消費比率(参考)
出典:経済産業省「夏季の省エネ・節電メニュー」
URL:https://www.meti.go.jp/press/2023/06/20230609003/20230609003.html
夏の電力消費比率を用途別にみるとオフィスビル・飲食店は約50%、
医療機関は約35%が空調で使用されています。
空調電力を上手に節約することで電気代を抑えることができます。
自動空調制御で快適さをキープしたまま最大デマンドを抑え、基本料金を削減する「瞬時デマンド制御装置」をご紹介します。
瞬時デマンド制御装置は、空調コントローラーと組み合わせることによって、きめ細やかな空調制御を行うことが可能です。また使用電力や制御状態表示のほか、Webによる電力監視が可能※です。
▼削減効果が期待できる施設
契約電力 300kW以上(うち空調使用率50%以上※)だと大きなコストメリットが期待できます。
※調整可能な空調が対象です。
目標設定は、お客さまにて容易に変更可能
「瞬時デマンド制御装置」は電力量料金(従量課金)を減らすことで
カーボンニュートラルに貢献します!
”予測警報”する従来型のデマンド監視(手動制御)と”瞬時制御”する瞬時デマンド(自動)制御装置には、以下の違いがあります。
デマンド監視 予測型イメージ ※当社比
予測警報は「30分単位」の予測値に基づき目標電力を超過しそうなタイミングでアラート(警報)を通知します。
通知を受けた担当者が手動で優先度の低い負荷(空調や照明等)からオフにして、節電対策します。
デマンド監視 瞬時型イメージ ※当社比
30分デマンドを意識させません!30分予測 ⇒リアルタイム
瞬時制御は設定された目標電力に応じて「リアルタイム」に空調の出力を自動制御します。目標設定はユーザー側で簡単に変更可能です。空調をオフにせず、出力を調整して、人手を掛けずに快適なまま節電対策ができます。
〇節電ワンポイント!
季節ごとにこまめな設定で電力使用量を抑えることも可能です。
延床面積:8,600平方メートル 基本料金:2,143円/kWの場合 (力率割引:15%を適用)
※気象条件や使用条件により、削減量が変化しますので、効果を保証するものではありません。
納入年月:2021年11月
設置場所:3F事務室 壁埋め込み
空調メーカー:ダイキン工業様
制御対象集中リモコン:1台
納入年月:2023年3月
設置場所:1F職員室奥 盤内設置
空調メーカー:三菱電機様
制御対象集中リモコン:1台
納入年月:2020年2月
設置場所:1F受付 壁埋め込み
空調メーカー:日立グローバルライフソリューション様
制御対象集中リモコン:1台
納入年月:2022年5月
設置場所:1F防災センター 壁付
空調メーカー:三菱電機様
制御対象集中リモコン:3台
病院・養護施設 |
8箇所 |
(東京・佐賀・長崎・熊本) |
公共施設 |
6箇所 |
(東京・福岡・佐賀) |
オフィス・事務所 |
6箇所 |
(福岡・佐賀・長崎) |
銀行 |
4箇所 |
(福岡・佐賀) |
製造工場 |
6箇所 |
(新潟・埼玉・佐賀・熊本) |
学校 |
3箇所 |
(福岡・佐賀) |
商業施設・アミューズメント施設 |
2箇所 |
(岐阜・大分) |
ホテル |
1箇所 |
(福岡) |
ゴルフ場 | 1箇所 | (福岡) |
計 |
37箇所 |
ロードマネージャーは、リアルタイムに電力使用量を監視、電力デマンド値を予測し「見える化」を実現します。2段階の警報通知で、必要に応じて節電対応を講じることができます。
電力需要は時間帯や季節によって変動します。
効率的に節電対策を行うためにデマンド監視は重要な役割りを果たします。過去の使用実績をデータ化・解析することで、最適な節電計画を策定することができます。
また、お知らせ機能により、負荷の手動停止を促します。
(後継機種 企画中!)
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