M&C鳥取水力発電の監視制御システム運開式が行われました
こんにちは、ニシムの「むぅこ」です。
2021年6月22日に、M&C鳥取水力発電株式会社さまの本社オフィス竣工及び監視制御システム運開式が行われました。
今回はそのお知らせ記事です!
(M&C鳥取水力発電株式会社さま)
監視制御システム運開式が行われるまで
2019年、鳥取県水力発電所の再整備に伴って、全国初のPFI事業化となる運営事業の公募が始まりました。
※PFIとは、民間の資金と経営能力・技術力(ノウハウ)を活用し、公共施設等の設計・建設・改修・更新や維持管理・運営を行う公共事業の手法のことです。
そこで優先交渉権を獲得された三峰川電力株式会社さま等により「M&C鳥取水力発電株式会社」が立ち上がりました。
その事業の中でニシムは「中央遠隔監視制御システム」の開発を担当しています。
「中央遠隔監視制御システム」とは、水力発電所の情報(発電量や故障・計画運転・帳票・ダムの水位情報)やゲート制御(水門制御)を監視制御所にて集中監視できるシステム(サーバ類)です。
水力発電所があるダムは、台風や水害による放流が必要ですが、人災につながることもあるので監視が重要なのです。
なるほど、自然の水量により、効率よい発電を行うためのシステムだといえますね。
昔は現場にダム員や技術員を配置していましたが、無人化・省力化のため一か所から集中監視を行うようになったそうです。
監視制御システム運開式
6月22日晴天の中、運開式は感染症拡大防止対策を実施して開催されました。
式は修祓・玉串奉奠など滞りなく行われ、建屋建設を担当された株式会社チュウブさまとともに、ニシムもご挨拶の言葉を述べました。
鳥取県は「RE100(自然エネルギー100%プラットフォーム)」のアンバサダーに登録されており、自然エネルギー100%普及を目指されています。
これからも「中央遠隔監視制御システム」の提供を中心に、SDGsへの貢献や人々の暮らしの支えとなる業務を行ってまいります。
最後までお読みくださり、有難うございました。