アメリカにて「海外ICT技術動向調査」を行ってきました(後編)
目次[非表示]
- 1.ATAYA社(サンノゼ)
- 2.Plug and Play Tech Center(サンノゼ)
- 3.街の様子
- 3.1.ラスベガス
- 3.2.サンフランシスコ・サンノゼ
▼前回記事はこちら!
アメリカにて「海外ICT技術動向調査」を行ってきました(前編)
ATAYA社(サンノゼ)
むぅこ:ATAYA社は、ローカル5G(キャリア以外の事業者が5Gを使えるようにするシステム)に接続している端末を、総合的に監視可能なソフトウェアの開発・販売をしている会社ですね。
ニシムの先輩(以下、ニシム):はい。相互での会社紹介や自己紹介、デモ紹介、導入事例紹介、情報交換を行いました。
むぅこ:ローカル5Gの事例としては、どのようなものを紹介されましたか?
ニシム:2021年から防災無線としてローカル5Gが使われ始めており、導入実績が20%から40%に増加する予測があるそうです。
山火事対応として、StarlinkとATAYA社製品を使用して仮設のローカル5Gを構築する予定があるなど、今後日本でも従来の無線技術からローカル5Gに置き換わる可能性が十分にあり得ると感じました。
Plug and Play Tech Center(サンノゼ)
むぅこ:Plug and Play Tech Centerは、スタートアップ企業向けのアクセラレータープログラムを提供し、ベンチャーキャピタルとしても活動しているそうですね。
ニシム:はい。会社施設紹介を受けたり、スタートアップ ピッチイベントに参加したりしました。
ピッチイベントとは、スタートアップ企業が投資家などにプレゼンを行い、資金調達やパートナー企業とのマッチングなどを行うイベントです。
むぅこ:へぇ!ピッチイベントはどうでしたか?
ニシム:プレゼンを行ったCEOや紹介されていたメンバーが幅広い年齢層だったため、アメリカ市場には常にチャレンジできる環境と投資機会が整っていると感じました。
街の様子
ラスベガス
むぅこ:今回の海外ICT技術動向調査でたくさんの経験を積んだと思いますが、海外の街の様子も聞きたいです!ラスベガスはいかがでしたか?
ニシム:はい。ラスベガス一帯がCES会場となっており、大通り沿いで人が多くパトカーが各所に止まっているためか、治安に不安はありませんでした。
空港にもホテルにもカジノがあり、ラスベガス!を感じましたよ。
(ふっくぅもラスベガスの空気にあてられ、カジノに挑戦中…!?)
ニシム:Vegas Loop(ベガス・ループ)でテスラ社の電気自動車にも乗りました。
Vegas Loopは、ラスベガスにある自動車専用の地下トンネル交通機関です。きらびやかで面白い体験ができました。
サンフランシスコ・サンノゼ
むぅこ:サンフランシスコ・サンノゼの雰囲気はいかがでしたか?
ニシム:メイン通り・路面電車・Uberタクシーでの移動だったためか、サンフランシスコ・サンノゼでも治安の不安は感じませんでした。
変電所や送電鉄塔は鉄製のようでしたが、電柱は道路沿いも市街地も見渡す限り木製で、傾いている電柱もありました。
ニシム:今回の調査ではメンバー4人で手分けして準備ができたのが良かったです。タイムスケジュール・交通手段やホテル予約など、地域に分けて分担できました。
むぅこ:それは良かったです。調査お疲れさまでした!
ニシムでは「海外ICT技術動向調査」の一環で、世界最大のモバイルネットワークイベントMWCなどの視察も予定しています。
今後、どのような情報が共有されるのか楽しみです♪