医用UPSは燃料電池発電機の実証実験に参加しています
こんにちは、ニシムの「むぅこ」です。
自然災害が激甚化する今、災害対策が急務となっています。
その中で、災害時の非常用電源として燃料電池発電機を活用する実証実験が、
日本赤十字看護大学さまと帝人株式会社さまの共同で行われています。
その実証実験に、ニシムの「医用UPS(REMiO)」が参加しています!
災害現場における燃料電池発電機の活用に向けて
豪雨や地震といった自然災害時では、長時間の停電に備えて非常用電源の確保が重要です。
ただ、停電が起こると復旧までに時間を要することがあり、様々な二次被害を引き起こす可能性があります。
電気が使えないことで気温低下による低体温症や、ガソリン燃料による一酸化炭素中毒などの被害が報告されているほか、エンジン発電機による騒音などは、避難現場でのQOLを大きく低下させる要因になっています。
このような課題に貢献するため、災害発生時の非常用電源として燃料電池発電機を活用することを想定した実証実験を、日本赤十字看護大学さまと帝人株式会社さまの共同で開始されています。
水素燃料電池を使用した実証実験
使用時の騒音や振動が少なく、かつ燃焼排ガスが出ないという特徴がある水素燃料電池。こちらを使用して実証実験を行っている燃料電池発電機の動画があります。
▼動画はこちら:帝人株式会社さま
動画内では、下記の実証実験を行っています。
◇01在宅避難を想定した医療機器稼働テスト
◇02エンジン発電機と水素燃料電池の比較テスト
◇03災害拠点を想定した電源確保テスト
ニシムの医用UPS(REMiO)は、◇01在宅避難を想定した医療機器稼働テストで参加しています。
医用無停電電源装置(医用UPS)REMiO -レミオ-
▼関連サイトはこちら:ニシムの医用UPSサイト
「医用UPS」サイト
医用UPSは、当社が医用電気機器(ME機器)向けに設計・開発した国産初のUPSです。
人命に直接関わるME機器に安心してご使用いただけます。(JIS:T1022準拠、UL1778・UL60601-1取得)
病院には、手術室、ICU(集中治療室)、NICU(新生児集中治療室)など、患者様の命に直結した様々な医用室があり、多くのME機器が使用されています。それらの医用室には、停電時に自動的に電源供給ができる非常電源(自家発電設備・無停電電源装置など)を設けなければならないとされています。
医用UPSは、病院・クリニックの停電対策に最適な「ME機器用のUPS」といえます。
また、用途に応じて選べる容量を5タイプ用意しています。